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スポットガイドの『FLAGMA(フラグマ)』の編集部。地元に詳しい人を紹介して、地元情報や体験ツアーを購入できるマーケットプレイスとして情報を発信。旅行者・移住者がより楽しく・豊かな体験を手に入れるサポートをしております。

はじめに

2018年2月10日(土)-2018年2月11日(日)に、フィリピンセブ島にて『第2回 GAOGAOキャンプ!海外ハッカソン・開発合宿フィリピン・セブ島編 with G’s CAMP CEBU』が開催されました。イベントを主催するGAOGAOは、タイ・バンコク在住メンバーで構成され、今回FLAGMA(フラグマ)スタッフは発起人の手島拓也さんを直撃インタビューしました!

第1回は2017年9月にバンコクで開催され、第2回は企業コラボも実現しパワーアップして開催されました。開発合宿会場は、フィリピン・セブでプログラミング&英語スクールを運営しているG’s CAMP CEBU の協力でセブNo.1のイケてるワーキングスペースで開催されました。セブの中心街「Ayala mall(アヤラモール)」向かいのビルに位置し、快適なWIFI、カフェ&英語環境が整った施設です。

 

セブNo.1のイケてるワーキングスペースで開催

– 会場の様子 –

 

GAOGAO発起人インタビュー

GAOGAO代表

手島 拓也(以下、(手島氏))

海外ハッカソン・開発合宿を運営・企画するGAOGAOメディアの発起人。IBM, LINEにてエンジニアを経験後、現在はバンコクを拠点に創業&移住し新サービスの開発に従事。得意な言語はJavaScript。大学院時代にとあるコンテストで優勝しシリコンバレーを視察したことが、後々の海外起業へと繋がる。海外エンジニアを増やすべく、様々なイベントを自主運営している。趣味は趣味のプログラミングと銭湯。

門脇明日香

インタビュアー

あすきー(以下、(あすきー))

東京大学大学院にて認識学習型(AI)の支援行動システムを学んだ後、企画・マーケティング・営業などのチームと一緒に働いてより多くのニーズを汲み取ったプロダクトを作り、世界中で使われるものを作りたいと考え、大企業からスタートアップまで様々なプロダクト開発にエンジニア・プロダクトマネージャーとして従事。 国内外のハッカソンなどにも参加し優勝経験あり。2017年8月KINDLER株式会社を設立。今回の合宿に参加し、スポットガイドサービス 『FLAGMA(フラグマ) β版』の開発/運営を行った。

 

インタビュー

人生が変わる!?日本人主催海外ハッカソン・開発合宿はどのようにして立ち上がったのか?

(あすきー):2018年2月10日から11日にフィリピンのセブ島で開催された『GAOGAOキャンプ!海外開発合宿フィリピン・セブ島編 with G’s CAMP CEBU』、はじめに聞いて思ったのが、海外で開催される日本人主催の開発合宿ってとても珍しいなと思いました。手島さんをはじめ、メンバーの皆さんは普段、海外(タイ・バンコク)を活動拠点としてご活躍されていらっしゃいますよね。おそらくそのあたりも開催の経緯に繋がってくると思われます。まずは、手島さんのこれまでのキャリアと今回のイベント開催に至った経緯について教えていただけますか?

(手島氏):はい、大学・大学院時代はAIやロボットを扱っている研究室に所属していました。研究内容はWikipediaから概念階層を抽出して、人工知能を作るようなプロジェクトでした。

新卒で入社したのは大手のIT企業で5年間ほどエンタープライズ向けの検索・テキスト解析ソフトウェアの開発にソフトウェアエンジニアとして従事しておりました。当時はJavaScriptを使ったUI開発やJavaを使ったサーバーサイド実装をメインで行っていました。また、10か国以上の国の言語に翻訳を行うために、グローバルのコーディネーターなども行っていました。

その後、もっと周りの身近な人たちが使うようなものを作りたいという気持ちでコンシューマー向けのアプリを作っているLINE株式会社に転職しました。その時の職種はフロントエンドエンジニアでした。特に流行り廃りが多いと言われているフロントエンド(主にJavaScript)の領域で、新しい技術をキャッチアップしながらアプリを開発していくのは面白かったですね。

(あすきー):サーバサイドからフロント、大企業からITベンチャーまで幅広く経験されたんですね。「LINE(ライン)」は、世界で5億人以上の登録ユーザー数を達成し、日本国内でもコミュニケーションのあり方を変えてしまったほどの大ヒットアプリですね。今ではもう、周りを見渡して使っていない人を見つける方が難しいというくらい、日本人の生活必需品となっていますね。「周りの身近な人たちが使うようなものを作りたい」という思いを実現し、海外で働くまでにどのような転機があったのでしょうか?

 

国内就職から、起業・海外就職へ至った経緯とは?

(手島氏):フロントエンドエンジニアとして2年ほど経過し30歳を過ぎた頃に、もう少し大きな人生のチャレンジをしたくなりました。

その際に、海外就職するか起業するか非常に迷いました。昔シリコンバレーに何度か視察をした経験があり、学生時代から海外で働くことに憧れのようなものはありました。起業に関しては元々憧れのようなものはなかったですが、たまたまこのタイミングで友人から「一緒に起業しましょう」というお誘いを受けていました

その時、オーストラリアのIT企業の最終面接まで進んでいましたが、最終的に、起業するという選択肢を選びました。その理由は海外の会社への就職は30後半になってもできるだろうと感じた一方、起業するということは30後半にはできないだろうと思ったからでした。

そして、共同創業者兼CTOとして1年間東京でプロダクト開発に専念し、その後、東南アジア・タイで会社を設立し移住しました。最終的には起業した上で海外就職という憧れもこの時点である意味達成できてしまいましたね 笑

(あすきー):海外就職か起業か迷った末、起業を選択し、その流れで海外で働くという夢も実現されたんですね。

では、そこから今回のGAOGAO主催の海外ハッカソン・開発合宿を立ち上げたきっかけや経緯を教えていただけますか?

 

海外ハッカソン・開発合宿立ち上げの経緯

(手島氏):もともと開発者が集まって何かものを作ったりすることが好きで、趣味で3年以上毎週朝活を行ったりしていました。

DevMorningという渋谷で毎週朝行われるイベントです。渋谷界隈のIT系企業を中心としたエンジニアメンバーが朝カフェに集まってもくもく作業する会です。

DevMorningで知り合った仲間と一緒にハッカソンも趣味で企画して年末やゴールデンウィークなどに参加できるエンジニア・デザイナーを募ってやってました。例えば、STARTMAPは大晦日に2日間のハッカソンで作った作品の一つです。

この朝活はもうすぐ200回目を迎える予定で、ロングランイベントとなっていますが、続けられたモチベーションは、主に「自分の生活改善・スキル向上のため」、「仲間と開発するのが楽しい」、「毎週この会を楽しみにしてくれる人がいる」ということでした。(現在運営は @kitakさん、@_shingtさんに引き継いでもらっています)

そういうイベントを主催していた経緯もあり、タイに来てからそのようなコミュニティに頻繁に参加しなくなってしまったので、少し孤独に感じていました

そこで、海外在住・海外就職希望のクリエイターたちを集めて、同じようにものつくりが好きな同士と知り合って何かしたいという方がいるのではないかという発想で、開発イベントを始めました

開発イベントの一つとして、去年バンコクで開発合宿を行いました。参加者は6人ほど、そのうち3人は日本からその合宿のために来てくれました。

なんと、その2人は今現在タイの会社に就職して今はバンコクに住んでいます

(あすきー):自身のニーズから始まって、たくさんの人たちのニーズにも重なったんですね。開発合宿をきっかけに3人のうち2人がタイの会社に就職して今はバンコクに住むなんてすごい流れですね!合宿が転機の大きなきっかけとなったんですね!

(手島氏):私自身、朝活という活動を通じて起業したきっかけも得られていますので、そういうイベントに参加してみることは人生を変えることのきっかけになるかもしれませんね

(あすきー):勉強会やコミュニティを立ち上げ、継続してゆく上で大事にしていることを教えていただけますか?

(手島氏):自分自身が参加者であるということを意識することですかね。僕が主催するハッカソンでは常に自分も参加者として楽しんでしまいます。まず自分が楽しめないと、他の人も楽しめませんからね。オーガナイザーと参加者という立場で分けてしまうと、ビジネス色が強くなってしまうので、それは避けたいですね。

(あすきー):そうですね、今回の合宿はみんながスコップを持って砂場に遊びにゆくようなワクワクした空気感があり、オーガナイザーと参加者の違いなく皆が作りたいものを作り発表し合う場になっていたと思います。DevMorningはもうすぐ200回目を迎えるそうですが、200回も続くイベントを開催し続ける秘訣はありますか?

どうやって200回も朝活を毎週続けられる?

(手島氏):元々始めたモチベーションは自分のための改善活動的な些細なことでした。

日曜日の朝ついつい寝すぎてしまって、
・生活のサイクルがずれて月曜日の朝の仕事が辛いのをなんとかしたい
・自由に最新技術など使って実装したい
確か、これくらいのモチベーションで始めました。始めは当時の会社の同期と2, 3人くらいで。

2, 3か月くらい頑張って自分のための活動として続けていたら、同じようなモチベーションを持った方が話を聞きつけて参加してくれるようになりました。

それぞれチームを組んでアイデア出して開発するという活動が活発になってきたのがこのころです。メンバーからこれ結構楽しいからオープンにしても良いんじゃない?って意見をもらい、試しにconnpassで公募し始めました。このころは、最新技術を使ったりしてみんなと何か作るっていう活動自体が楽しくてしょうがなかった気がします。

たかだか日曜日の2, 3時間の活動なのですが、何気に多くのイベント・ドラマがありました。参加者みんなこの会を通じていろいろな経験をしてきていると思います。というか私の場合人生そのものすら変えられてたりします。

朝活を続けていて良かったことは、何と言っても仲間ができたこと。なんだか綺麗な結論ですが本当にそう実感しますね

日曜日の朝にわざわざ参加するような方は大体開発への意欲が高い人たちです。そういう意欲的な人材が多く集まってるオープンなコミュニティもなかなかないんじゃないかなと思っています。活発に意見交換もあり、いつも勉強になります。ここを出逢いとして一緒に開発する人、一緒にビジネス始めた人など数え切れません。

(あすきー):今回開催して参加者の反応はいかがでしたか?

(手島氏):今回のセブ島合宿に関しては、G’s CAMP CEBU様とコラボ企画をしたこともあり、参加者の中にはまだプログラミングを始めたばかりの学生もおりました。

そのような学生が来る一方、プロのエンジニアとして活躍している方も参加するので、どうしたら皆が満足してくれるようなイベントを提供できるのか試行錯誤していました。そこで、事前にアンケートを取って、参加者がどのようなことに期待してセブ島の開発合宿に参加しているのかを把握しようと思いました。

アンケートの結果、実際にフリーランス・起業家として働く人の生の声を聞きたいという学生側の要望もあったため、@aska52さん、@d_dateさん、@kyuyonkimさんに声をかけて急遽学生参加者が聞きたいと思っているトークをしゃべってもらうようにお願いしたりしました。

キョンさんはインフルエンザで残念ながら当日参加できませんでしたが、快く発表に応じてくれたみなさまに感謝しております。

セブ島に来ているプログラミング留学の生徒の方たちは自分の将来・キャリアチェンジを本気で考えて、お金を払ってきている人たちです。そのような本気で人生を変えたいと考えている方たちが、開発合宿当日どんどん口コミで広がり、参加者が増えていってディスカッションできたことが面白かったです。

飲み会の場でもプログラミング留学の生徒・先生・スタッフ、また、プロのフリーランス・エンジニア・ディレクターたちなど色々なバックグラウンドの方が自分の人生について語り合っていましたね。皆お互い良いインスパイヤーがあったのではないかと思います。

– イベント後の会食の様子 –

<イベントの様子>

<感想>

世界のクリエイターが集まる!?GAOGAOハウス@タイ・バンコクの設立!!

(あすきー):今後GAOGAOを通して将来実現したいことを教えてください。

(手島氏):GAOGAOでは海外という新しい文化でも自由に生きていけるようなクリエイターさんをもっともっと増やしたいという野望があります。私自身がもともと大企業でそこから海外で起業して、多くの困難も経験していますが、今を満足しています。そのようなちょっと変わった道だけど、とてもエキサイティングで面白いエンジニアの生き方もあるんだよということを、もっと多くの人に気づいて欲しいと思います。

今後も海外ハッカソンを定期的に開催する予定ですので、キャリアチェンジを考えている、会社員の方にも多く参加してもらいたいですね。やはり今は休みの取りやすい学生やフリーランスの方がどうしても多くなってしまっているので。

また、海外移住・起業を考えているクリエイターさん達への第一歩のきっかけ作りとして、バンコクの中心街に宿泊+コワーキングスペース「GAOGAO HOUSE」をオープンします。

 

東南アジア初&発、クリエイターが気軽に交流したり宿泊したりできるクリエイティブを刺激するコワーキング&コリビングスペースを作りたい!!

(あすきー):CAMP FIREにて、バンコクにエンジニアやデザイナーが増えるよう「東南アジア・バンコク発!クリエイター向けコワーキング・コリンビングを実現」の募集を開始していますね。

(手島氏):自由に作業ができ、考え方の近い同志と交流することができ、宿泊もできるクリエイターにとっての最高の遊び場(新しい生き方にチャレンジできるための仕組み)を作ることを目指しています。

好きなコード書くことで生きていける世界:クリエイター自身の好きなことに夢中でチャレンジすることには本人が思っている以上の価値があります。好きなことで生きていけるような基盤を作ります。

同じ志を持ったクリエイターと出会えるネットワーク:人との出会いによってクリエイターの将来のキャリアは大きく左右します。お互いが共感できるようなクリエイター同士の出会いを創出します。

海外での新しい文化・言語・人との出会いの体験:クリエイターたちが日本だけでなく、世界中どこでも生きていけて、新しい経験を積めるようなインフラやコネクションを提供します。

このコンセプトを実現するために、環境を整えるための資金をCAMPFIREを通じて募りたいと思っています

 

どうしてタイ・バンコクなの?

(あすきー):GAOGAO HOUSE楽しみですね!なぜ、タイ・バンコクを拠点に選んだのでしょうか?

(手島氏):第一弾として作る場所がバンコクである理由は、タイは生活水準が高いにも関わらず物価が安い・恵まれた食環境という住みやすさの観点と、世界で一番ビジネスを始めるのに適した国であるからです。

※現在、B-searchの記事によるとタイは2年連続「ビジネスを始めるのに適した国」世界ランキング1位を受賞
U.S. News & World Reportによると、世界80カ国に対して、気候・文化的影響・市民性・起業家精神・生活水準・ビジネスの しやすさ等9項目から分析・評価される「2018年ビジネスを始めるのに適した国(Best Countries to Strat a Business)」で、タイは2年連続で世界ランキング1位に輝いた。また「2018年投資をするのにおすすめな国(Best Countries to Invest In)」ランキングでは25ヵ国のうち8位を受賞。

また昨年は、世界銀行が評価するビジネスがしやすい国、世界ランキング46位だったが、営業登録の一連の手続きを簡潔化したため、今年は26位にランクインしました。元の営業登録手続きは5つのステップがあり、登録に約1ヶ月間を要していたが、変更後は3つのステップ、約2日間で登録可能となりました。また、登録費用も6,600バーツから5,800バーツに減額され、タイビジネス市場への参入がしやすくなりました。

(あすきー):GAOGAO HOUSEのようなクリエイターが集まる場をタイ・バンコクに設けることで、クリエイターの方々がより一層輝ける他にはない特別な場所となりそうですね。読者の皆様もタイ・バンコクに立ち寄った際には是非訪問してみてはいかがでしょうか?

GAOGAO HOUSEの今後のご活躍を楽しみにしております!本日はありがとうございました!

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flagma編集部

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